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講師：上浦庸司先生（医療法人熊澤歯科 上浦歯科クリニック/ ITI フェロー）

演題1：「欠損補綴におけるインプラントと義歯（金属床）の使い分け」
欠損補綴の目的には機能や審美の回復、残存組織の保護があり、最近ではオーラルフレイル予防などにも活用が考えられている。手法としてはインプラント・義歯・ブリッジから選択されるが、全身疾患を有する患者さんも増加しており、インプラントが相対的禁忌症になる症例も増加している。演者の約30年の臨床経験や臨床データから、欠損補綴における術式選択の基準を提示する。
演題2：「一般開業医におけるFull Digital Implantology」
CBCT、ガイデットサージェリー、CAD/CAMといった新たな技術の活用により、インプラント治療にもデジタル化の波が押し寄せてきている。当院でも2000年にCAD/CAM、2007年にCBCT、2008年にガイデットサージェリーを導入した。インプラント治療の確実性を高めるデザイン、治療期間短縮に有効な口腔内スキャナーの活用を中心に、デジタル化の利点・欠点、活用法のポイント（取り入れて初めて分かったこと）について解説したい。

＜上浦先生プロフィール＞

・ITIフェロー
・CID理事
・日本フィンランド虫歯予防研究会臨床理事
・インプラントスタディグループ小樽代表

多数のご参加をお待ちしております。